林 賢汰さん

CHALLENGE3

若手主任の心に
火をつけられるか。

畜産商品部 SV

林 賢汰さん

創業間もないイオンビッグで上をめざしたい!と夢を抱いて入社。向上心にあふれる林さんは、
入社1年足らずで畜産主任に昇格、現在入社8年目で畜産商品部のSV(スーパーバイザー)として奮闘中です。

壁にぶつかりながら、
がむしゃらに進んだ
主任時代。

学生時代にアルバイトで小売業の面白さを知り、この業界で働きたいと思いました。イオンビッグは当時創業5年目の若い企業だったことから、ここなら実力次第で上をめざせるのではと入社を決めました。新入社員は入社2年目で主任をめざしますが、私が入社した頃は創業から間もないこともあってか主任をめざす若手がまだまだ少なかったというラッキーもあり…(笑)、4月に入社して翌年の1月には畜産主任に。とはいえ最初は素人同然、見様見まねでとんかつ用の肉をカットしてみてもとても売り物にはならず、前途多難なスタートでした。 肉の切り方に数値管理、売場の作り方など、主任としての業務は何もかもが手探り状態。毎日壁にぶつかり頭をパンクさせながらも、畜産歴何十年といった経験豊富な上司やコミュニティ社員の方に教えていただき、なんとか乗り越えてきました。その後、新店舗の畜産主任を経て、現在は畜産のSVとして愛知・岐阜エリア11店舗を担当しています。

自分のように困っている
新任主任を
サポートしたい。

SVの主な業務は、担当エリアの仕入れ状況の確認や商品構成の見直し、売上のチェック、売上が低い店舗への巡回や改善に向けた指導、土日など得意日の店舗応援、そして何より新任主任の教育です。自分自身も最初は「何が分からないか分からない」状態でしたから、新任主任と話す際はまず雑談から入り、なんでも相談しやすい雰囲気作りを心がけています。専門用語は極力使わず、相手の理解度を確認しながら少しずつ知識を伝えるようにしています。 私が教えるのは、畜産の技術ではありません。肉の切り方などは私よりも詳しいコミュニティ社員やスタッフに任せて、私はデータの見方を教えるようにしています。店頭の売場面積と売上構成比を見比べ、赤字の商品があれば売場を縮小して売上構成比が高いものを優先的に拡大する。実践的に教えることで、自分でもデータを見て改善に活かせるようになってほしいと思っています。

若手のやる気を引き出し、
自らも肉の
エキスパートに。

データを見る力は、新任主任にとって必須だと私は思います。自分が「こう売りたい」と思うものを、自分よりもキャリアのあるコミュニティ社員や店長に納得してもらうための有力な根拠になるからです。意見を通して自分が考えたものを販売し、売上が伸びれば自信になります。商品が売れるという小売業の醍醐味を味わえば、仕事への取り組み方も変わってくるでしょう。彼らがより良い商品を他店よりも魅力的な方法で販売することで、お客さまにもよろこんでいただくことができます。そう考えると、新任主任の教育はお客さまの満足に直結する重要な任務ですね。 私自身まだまだ勉強中の身であり、さらに上をめざしています。肉のエキスパートとして、次のステップは仕入れを担うバイヤー。良い肉をお客さまに安く提供できるようにする、やりがいのある仕事です。そしてゆくゆくは、商品部で活躍する後輩をもっと増やしていきたい。そのためにいまは、今後の畜産部門の主戦力となっていく若い主任たちのバックアップに全力で取り組んでいます。

CAREER
STEP

林さんのキャリアステップ

2016年に入社し、ザ・ビッグエクストラ刈谷店の畜産担当から入社約8カ月で畜産主任へ。その後、新店の各務原鵜沼店でも畜産主任を務め、一からの立ち上げも経験。2022年から畜産商品部の愛知・岐阜エリアのSVとして、11店舗の管理とともに畜産主任の教育に尽力している。

入社から、畜産担当を経て畜産主任。現在は畜産商品部の愛知・岐阜エリアのSVにステップアップ。